東京・日本橋で二百年以上続く和紙舗「榛原(はいばら)」の中村陽子さんと、フラワーアーティストの松本由利さんによる「和紙」と「花」のコラボレーションレッスンを行います。
「雪月花」「花鳥風月」の言葉になぞらえるように、自然の美しさを語る上で、月は欠かせないもののひとつ。古来より親しまれていた月と和紙の関係をたどりながら、中秋の名月をテーマにしたフラワーアレンジメントと和紙包みをつくります。
御祝いの膳にみたててつくる箱形のアレンジメントに、江戸時代、月見の宴のご祝儀代わりに配られていたというウサギをかたどった「黄粉包み(キナコツツミ)」をあしらって仕上げましょう。
和紙からひも解かれる日本の真心や文化に心を寄せて、秋の夜長の月に、花と和紙を添えてみてはいかがでしょうか。
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